こんにちは、しばです。
おうちのWi-Fiの不調にはWi-Fiルーターが原因になっていることがあります。
Wi-Fiルーターってたくさん種類があって何がいいのか迷ってしまいますよね。
最高のスペックじゃなくても普通に困らなければいいんだけど。。。
この記事では
Wi-Fiルーター選びに困っていて何を基準に選んだらいいかわからない
普通に家族で使えるスペックを手間なく選びたい
という方に向けて解説しています。
何万円もお金をかけなくてもおうちのWi-Fi環境は改善しますよ!
建物・人数別 おススメWi-Fiルーター4選 スペック表
ジャンプできるよ!
これだけ!建物・人数別おすすめルーター4選
型番 | Archer AX80/A | Archer AX73V (Amazon限定) | Archer AX3000/A | Archer AX23V |
---|---|---|---|---|
Wi-Fiの強さ | ||||
人数のめやす | 4人~ | 4人~ | 2~3人 | 1~2人 |
建物のめやす | 戸建て・集合住宅 | 戸建て・集合住宅 | 戸建て・集合住宅 | 集合住宅 |
イメージ | 1階、2階もバッチリ | 1階メインで2階もすこし | ワンフロアくらい | ワンルームくらい |
5GHz帯 | 4,804Mbps | 4,804Mbps | 2,402Mbps | 1,201Mbps |
2.4GHz帯 | 1,148Mbps | 574Mbps | 574Mbps | 574Mbps |
Wi-Fi6(ax) | 5GHz/2.4GHz | 5GHz/2.4GHz | 5GHz/2.4GHz | 5GHz/2.4GHz |
IPV6対応 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
メッシュ化対応 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
設定の簡単さ | 簡単/アプリ | 簡単/アプリ | 簡単/アプリ | 簡単/アプリ |
価格(記事作成時) | 13,000円前後 | 10,000円前後 | 7,500円前後 | 5,000円前後 |
TP-Linkに偏りすぎじゃない?というお言葉にたいして
そうなんです、もちろん記事作成にあたって国産メーカーのBUFFALO、NEC、エレコム、アイ・オー・データの5,000~15,000円くらいの商品を比較・研究もしました。
それも含めて最終的にはTP-Linkの商品に行き着くんですね。性能に対してのコスパが素晴らしい。
(もしお時間があれば家電量販店やAmazonでBUFFALOなどの国産メーカーで似たスペックの商品を比較してみてください。)
もちろん、3~4万円台の価格帯のいわゆる『フラグシップモデル』では先に挙げたメーカーも素晴らしい製品がラインナップにあります。
ですが、この記事の主題は『1万円台で~』と掲げているのです。BUFFALOの売れ筋モデルも多少混ぜてお茶を濁そうかとも思いましたが、そうするとほかに良いものがあるのに読者を欺くことになってしまいます。
そこで、真にオススメできるルーターのみをピックアップしたわけですが『TP-Linkの関係者かな?』という感じになってしまったわけですね。(私はTP-Linkの関係者ではありません、一応)
TP-Linkは中国初のメーカーですが、Wi-Fiルーターの世界シェアがナンバーワンだったり、どの製品も標準で3年保証だったりとサポートも厚いです。 おススメできる理由があるメーカーなのでぜひ使って見てくださいね。
Archer AX80/A これを選んでおけば間違いない!
ここからは個別の解説です。
最高のスペック!最高のコスパ!シリーズ最高峰!
他のモデルと固有に違う点
・有線LANポートが2.5ギガまで対応してる
Archer AX73V(Amazon限定) 新モデルはスリムな縦型!
Amazon限定モデル、スペック高め、お得感高め。
新モデルはスリムな縦型、と小見出しに掲げました。
旧モデルはコタツをひっくり返したような形でしたよ。
Archer AX3000/A 1万円以下で最高のコスパ!
2LDKくらいまでなら完璧!
Archer AX23V 1人暮らしでWi-Fiが遅かったらこれに換えよう
他のモデルと固有に違う点
・このモデルだけ『ホームシールド』というTP-Linkのセキュリティが入っていません。
保護者による利用制限やコンテンツの管理などができません。
1人、2人暮らし向けでファミリー向けではないからですね。
用語の解説
人数のめやす
使う人数が目安の人数より少なくてもWi-Fiを使う機器が多かったり、PCやPS5でネット対応のゲームをする場合はワンランク上のWi-Fiルーターがおすすめです。
建物のめやす
集合住宅向け、とありますがもちろん3~4人で住む広めのアパート・マンションでは戸建て向けの規格のルーターのほうがおすすめです。
建物が木造か鉄骨かでもWi-Fiの届く範囲が違ってきます。鉄骨のほうがWi-Fiが届きにくいです。
用意したルーターで届かないエリアがある場合は後から家全体をメッシュ化したり中継器を置きエリアを拡大することができるので新たに無線ルーターを買換えなくても大丈夫です。
5GHz帯・2.4GHz帯
Wi-Fiルーターは通常2種類の電波を使い分けます。
・5GHz帯(5ギガヘルツたい)
スマホやPC、TV、ゲームなどでWi-Fiを使うときは通常はこちら。
通信速度が速く、電波干渉に強い性質があります。通信できる距離は2.4GHz帯と比べて短い。
・2.4GHz帯(2.4ギガヘルツたい)
プリンターや洗濯機、ルンバ、Wi-Fi対応の電球など通信に速さを必要としない家電でこちらを使う場合があります。5GHz帯と比べて通信出来る距離が延びますが、電子レンジなどの電波に干渉されてしまうなどの弱点があります。
Wi-Fi6(ax)
Wi-Fi6(ax)になると従来のWi-Fi5(ac)と比べて約1.4倍通信が高速化しました。
その他、端末が増えても安定した通信環境を保つことができたり、スマホのバッテリーを長持ちさせる効果があります。
Wi-Fi6の恩恵を受けるにはWi-FiルーターとスマホやPCなど双方がWi-Fi6に対応している必要があります。
(ちなみにiPhoneだと11・SE2以降のモデルはWi-Fi6に対応しています。)
規格自体は2019年9月から出始めましたが、当初は対応しているスマホも少なくルーター自体も高価格帯のモデルしかWi-Fi6が搭載されいませんでしたが、2023年現在では規格も広く広まり、スマホやPC、ネット対応TVには標準で搭載されています。
ちなみにWi-Fi5とWi-Fi6は互換性があるため、Wi-Fi6ルーターに換えたからといって今までのWi-Fi5までしか対応していない機器がWi-Fiに繋がらなくなるということはありません。
IPV6(アイピーブイろく)対応
詳細な説明はくどいのでざっくり説明します。
光回線プロバイダ(ドコモ光とかソフトバンク光など)の提供するインターネットにはIPV4とIPV6というのがあってIPV6のほうが新しくて速い接続方式なんですね。基本はこちらを使います。
IPV6で使うには
・プロバイダがIPV6でインターネットを提供していること
・Wi-FiルーターがIPV6に対応していること
という2つの条件があります。
Wi-FiルーターがIPV6に対応していてもプロバイダがIPV6で提供していないとIPV6で使えなので注意です。
ほぼ全ての光インターネット事業者はIPV6自体は対応しています。
しかし、実際にIPV6で使うには切り替えの手続きが必要だったり(ドコモ光)、追加料金が必要だったり(ソフトバンク光)というところもなかにはあります。
メッシュ化対応
1台のWi-Fiルーターがでは家全体の隅々までWi-Fiを行き届かせることができない場合があります。
その時に中継器やメッシュ化などの方法でWi-Fiのエリアを拡大させることができます。
今回紹介のWi-FiルーターはTP-Linkの機器ですが、2台目以降のWi-Fiルーターか中継器を同じTP-Linkのブランドで揃えると2台が連携してメッシュWi-Fiを構築することができます。
今まで届かなかったエリアまでWi-Fiを届けることができるようになります。
設定の簡単さ
TP-LinkのルーターではTether(テザー)という専用のアプリを使って設定することができます。
設定自体も特に説明することがないほど簡単ですが、他に保護者による制限をかけたり、繋いでいる端末を管理なども簡単にできます。
後からメッシュ化をするときなどもTetherをつかって気軽にすることができます。